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2016 年度 研究成果報告書

脂質代謝からみた悪性グリオーマの特性と幹細胞性維持機構

研究課題

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研究課題/領域番号 26430056
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関九州大学

研究代表者

鈴木 諭  九州大学, 医学研究院, 准教授 (90294917)

連携研究者 岩城 徹  九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (40221098)
研究協力者 北川 玲香  九州大学, 大学院・医学系学府
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードグリオーマ / 腫瘍幹細胞 / 代謝 / エピジェネティクス
研究成果の概要

ヒトの悪性腫瘍の中で最も治療が困難なもののひとつに悪性グリオーマと呼ばれる脳腫瘍がある。本研究では悪性グリオーマの特性を知り、新たな治療法の開発の手がかりとするために、腫瘍細胞の代謝動態を調べた。その結果、本腫瘍では脂質の合成も利用も共に活発に行われ、悪性の性質に寄与していると考えられた。また、代謝を調節する薬剤であるメトホルミンの投与により、腫瘍細胞の代謝動態と共に、遺伝子の化学修飾による発現調節(エピジェネティクス)が大きく変動した。これらの結果より、悪性グリオーマ細胞内における代謝とエピジェネティクスとの相方向性の影響が本腫瘍の生物学的特性の基礎にあることが示された。

自由記述の分野

神経病理学

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公開日: 2018-03-22  

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