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2016 年度 研究成果報告書

アンギオテンシン受容体による脳内アミロイド蓄積制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26430057
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

鄒 鶤  岩手医科大学, 薬学部, 講師 (40450837)

連携研究者 駒野 宏人  岩手医科大学, 薬学部, 教授 (40170378)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードアルツハイマー病 / 高血圧症 / アンギオテンシン受容体
研究成果の概要

アルツハイマー病(AD)では、脳内アミロイドβ蛋白(Aβ)蓄積の機構の解明が重要な課題となっている。中年期の高血圧症はADの危険因子とされており、臨床疫学研究では降圧剤投与が認知障害の発症を抑制という結果が報告されている。しかし、一部の降圧剤は、ADの発症を増悪するとの報告もある。我々は、血圧制御に重要なアンギオテンシン受容体 (AgtrIa)に着目し、AgtrIaの欠損が脳内Aβ蓄積を顕著に阻害することを明らかにした。さらに、AgtrIa欠損のマウス初代培養線維芽細胞では、Aβ産生が著しく減少したことを見いだした。以上の結果から、AgtrIaがAD発症に関与していることが示唆された。

自由記述の分野

神経科学、生化学

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公開日: 2018-03-22  

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