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2016 年度 研究成果報告書

ATF6ノックアウトマウスを用いたALSの病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26430069
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関金沢大学

研究代表者

堀 修  金沢大学, 医学系, 教授 (60303947)

連携研究者 宝田 美佳  金沢大学, 医学系, 助教 (40565412)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード神経変性 / 小胞体ストレス
研究成果の概要

筋萎縮性側索硬化症(ALS)における小胞体ストレス応答(UPR)の重要性を明らかにする為、UPRのセンサーATF6αを欠損したATF6(-/-)マウスとALSマウスを交配し、表現型の変化を観察した。その結果、ATF6(-/-)×ALSマウスではALSマウスに比べてALS発症時期が有意に早まったが、生存期間については両者で差は認められなかった。更に、前者では後者に比べてより早期から運動神経線維に変異蛋白質の集積を認める一方、ATF6欠損によりミクログリアを介した脳内炎症は減弱することが明らかになった。以上より、時期、細胞特異的なATF6の発現調節がALSの病態制御に重要であることが示唆された。

自由記述の分野

神経解剖学

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公開日: 2018-03-22  

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