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2017 年度 研究成果報告書

O-17同位体標識水を造影剤としたMRIによる脳内循環の画像化と脳傷害の診断

研究課題

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研究課題/領域番号 26430071
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関神戸大学

研究代表者

森田 光洋  神戸大学, 理学研究科, 准教授 (50297602)

連携研究者 吉岡 芳親  大阪大学, 先導的学際研究機構, 教授 (00174897)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード脳脊髄液 / 脳傷害 / MRI / アルツハイマー病
研究成果の概要

酸素の安定同位体17Oで標識された水を造影剤としたMRIにより脳脊髄液と脳組織間液の流れ(脳内循環)を画像化する方法を開発するとともに、局所性脳傷害が脳内 循環に与える影響を検討した。その結果ガドリニウム錯体を造影剤とした場合は脳内循環が画像化されたが、17O-H2Oでは困難であった。脳脊髄液と血液の間における水の交換が予想以上に大きく、脳脊髄液に投与した17O-H2Oが速やかに血液中に排出されてしまったと考えられる。このため、蛍光色素を用いて脳内循環の評価し、大脳皮質の局所に作製した閉鎖性脳傷害は、急性期において広範な脳内循環の 不全を引き起こし、βアミロイドを加速する可能性が示唆された。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2019-03-29  

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