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2016 年度 研究成果報告書

TCTPによる神経幹細胞制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26430074
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

大多 茂樹  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20365406)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード神経幹細胞 / グリオーマ幹細胞 / TCTP1
研究成果の概要

マウス神経幹細胞においてMIF が細胞増殖を制御していることを既に明らかにしたが、MIF下流因子としてTCTP1 を新たに同定した。TCTP1はマウス神経幹細胞の細胞増殖制御に関与していた。さらに、ヒトES細胞由来神経幹細胞においても、TCTP1はMIFにより発現制御を受けるとともに神経分化制御にも貢献していた。MIF-TCTP1-miR338-SMOよりなるシグナルカスケードにより、ヒトES細胞由来神経幹細胞の細胞増殖が制御されていることを新たに見出した。また、ヒトグリオーマ幹細胞においても、TCTP1がMIFにより発現制御を受けるとともに、その細胞増殖に貢献していることが明らかとなった。

自由記述の分野

神経発生学

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公開日: 2018-03-22  

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