研究課題/領域番号 |
26430077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
和田 幸恵 (平原幸恵) 関西医科大学, 医学部, 助教 (70457969)
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研究協力者 |
矢尾 育子 浜松医科大学, メディカルフォトニクス研究センター 光イメージング研究室, 准教授 (60399681)
本家 孝一 高知大学, 医学部, 教授 (80190263)
小野 勝彦 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (30152523)
山田 久夫 関西医科大学, 医学部, 教授 (00142373)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | スルファチド / プロオリゴデンドロブラスト / 質量顕微鏡 / ミエリン / 脂肪酸 |
研究成果の概要 |
スルファチドは、オリゴデンドロサイトの分化に関わるスフィンゴ糖脂質であるが、含まれる脂肪酸の種類が様々なので、分化過程において分子種を特定する必要があった。また、OLのマーカーとして確立されたO4抗体の抗原は、スルファチドと考えられてきたが、その合成が生化学的手法により確認できない幼若期のOLでも、O4陽性となることから、この時期のO4認識抗原は未同定のままであった。それらを解決するために、質量分析および質量顕微鏡にて分子種を同定した結果、幼若期のOLはC16やC18の脂肪酸を含むスルファチドを含有し、成熟・ミエリン形成過程においてC22 やC24の脂肪酸を使うようになることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
神経化学
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