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2016 年度 研究成果報告書

肥満・糖尿病と発癌を結びつけるグルタミン代謝ネットワークの基盤的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26430105
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関千葉大学

研究代表者

鈴木 佐和子  千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (60400892)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードグルタミン代謝 / エネルギー代謝 / 抗酸化作用 / 生活習慣病 / 肝癌
研究成果の概要

近年、肥満や糖尿病は癌の発症、進展、生存に深く関わることが多くの研究から明らかとされている。私はグルタミン代謝の鍵分子GLS2が、ミトコンドリアに存在しαケトグルタル酸を介してTCAサイクルを促進すると共に、グルタチオンを介して抗酸化作用を発揮することを明らかとしてきた。本研究ではGls2ノックアウトマウスを用いて生体内におけるGLS2の生活習慣病と癌における役割を検討した。その結果、Gls2ノックアウトマウスは高脂肪食を負荷すると肥満・高中性脂肪血症・糖尿病といったメタボリック症候群を呈し生存曲線が有意に低下した。更にGls2ノックアウトマウスでは肝癌の進行が有意に増悪することが示された。

自由記述の分野

内分泌代謝、癌とエネルギー代謝

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公開日: 2018-03-22  

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