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2016 年度 研究成果報告書

クロマチン変換因子INO80による染色体転座形成の制御

研究課題

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研究課題/領域番号 26430114
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関広島大学

研究代表者

孫 継英  広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 講師 (80397926)

連携研究者 原田 昌彦  東北大学, 農学研究科, 准教授 (70218642)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード染色体転座形成 / DNA repair
研究成果の概要

染色体転座は放射線や化学物質などによるDNA二本鎖切断の誘導とその修復エラーにより形成されると考えられているが、その詳細は未だ不明である。我々は、抗がん剤エトポシドによる11q23転座形成をモデルシステムとして、染色体転座形成の分子機構の解明に取り込んだ。本研究では、クロマチン構造変換因子INO80がRAD51の11q23転座切断点集中領域(BCR)への過剰な集積を促進すること、及びDNA損傷修復に関与するリン酸化酵素ATMがINO80複合体の構成因子をリン酸化することによりINO80及びRAD51の11q23 BCRへの過剰な集積を抑制し、転座形成を阻止することを明らかにした。

自由記述の分野

分子細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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