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2016 年度 研究成果報告書

ICAM-1を標的とした難治性卵巣癌の虚血環境標的治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26430135
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所)

研究代表者

小井詰 史朗  地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, その他 (60416063)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードハイポキシア / 卵巣癌
研究成果の概要

低酸素環境と低血清環境が共存する虚血環境下ICAM1タンパク質は卵巣明細胞癌(CCC)細胞において劇的に発現誘導を受ける。ICAM1が虚血環境下においてアポトーシスを抑制し、腫瘍の増殖を促進することを明らかにした。さらに血清中の長鎖脂肪酸の欠乏がICAM1遺伝子発現の要因であることを突きとめた。さらに網羅的解析を行ない、CCC細胞においてICAM1発現依存的に発現誘導される遺伝子群やフィラグリン等のICAM1発現依存的にリン酸化を受けるタンパク質群を見出した。実際ICAM1は卵巣癌組織で高発現しており、これらタンパク質群がICAM-1の抗アポトーシス機能に重要な役割を担っている可能性がある。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2018-03-22  

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