研究課題
基盤研究(C)
癌患者にアミノレブリン酸(ALA)を投与することにより腫瘍特異的にポルフィリンが蓄積することが知られており、これを利用した癌の診断が広く用いられている。本研究では癌におけるこれらの代謝異常の全容を明らかとすることを目的とした。その結果、ALA投与後の種々のトランスポーターの発現がポルフィリン蓄積に重要であることが分かった。さらに低酸素下における癌や休眠癌細胞など難治療性の癌における診断法を確立できた。
分子生物学