研究課題
基盤研究(C)
血清中の糖鎖腫瘍マーカーの本体とされるO型糖鎖を患者・健常者間で定量・比較することで、新規の腫瘍マーカー候補の探索を行った。その結果、3種類の糖鎖腫瘍マーカー候補を検出し、それらの詳細な糖鎖構造も解析した。これら候補の血中濃度を質量分析法のselected reaction monitoring法、特に安定同位体標識した内部標準を用いる方法で、高精度、高感度に測定する方法を確立した。この方法を用いて、1種類の候補のバリデーションを行った。
腫瘍生化学