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2014 年度 実施状況報告書

Hippo経路によるPh陽性白血病幹細胞維持の分子メカニズム

研究課題

研究課題/領域番号 26430171
研究機関東京医科大学

研究代表者

岡部 聖一  東京医科大学, 医学部, 講師 (40366109)

研究分担者 伊藤 良和  東京医科大学, 医学部, 准教授 (10287120)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードPh陽性白血病
研究実績の概要

ABL阻害剤の臨床応用により、Ph陽性白血病の進行期、急性転化への移行は激減した。しかし、残る問題は残存する、Ph陽性白血病幹細胞をいかに制御して、遺伝子変異の発症を抑制し、真の治癒に向けた治療法を確立することである。そのため、BCR-ABL陽性の幹細胞の性状について、解析を行うこととした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

iPS細胞の作成とトランスフェクションを行った。

今後の研究の推進方策

我々は、倫理委員会承認後、末梢血CD34陽性細胞を単離し、センダイウイルスベクターを使用して、iPS細胞を作成した。次に、BCR-ABLを有したレトロウイルスベクターを用いて、トランスフェクションを行い、BCR-ABL陽性のiPS細胞の作成に成功した。これらの細胞を用いて、フェノタイプの解析、またマイクロアレイによる発現解析を予定する。

次年度使用額が生じた理由

試薬の購入をすでに行っており会計上、反映されていないため。

次年度使用額の使用計画

マイクロアレイ、マウス購入を予定する。

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公開日: 2016-05-27  

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