研究課題
基盤研究(C)
iPS細胞を作成、BCR-ABLの遺伝子を導入後、フェノタイプ、細胞増殖能、ABL阻害薬の関与について現在解析を行っている。次にAMPKとHippo経路の関連が報告されており、検討した。ピオグリタゾンにより、Ph陽性白血病細胞で濃度依存的に増殖抑制が確認され、AMPKのリン酸化がみられた。ピオグリタゾンとABL阻害薬を併用投与により、BCR-ABLの発現の低下した。ピオグリタゾンはPh陽性白血病細胞の治療となり得ることが示唆された。
血液腫瘍学