• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

ゲノム編集による植物環境応答制御因子の機能改変

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26430190
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ゲノム生物学
研究機関徳島大学 (2015-2016)
独立行政法人理化学研究所 (2014)

研究代表者

刑部 祐里子  徳島大学, 大学院生物資源産業学研究部(連携), 特任准教授 (50444071)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードゲノム編集 / 環境ストレス / イオン輸送体
研究成果の概要

本研究は、植物の環境応答能向上を目的としてシロイヌナズナ気孔開口に機能するプロトンポンプを標的としてCRISPR/Cas9によるゲノム編集を行った。Cas9を配偶子および茎頂特異的強発現プロモーターで制御した場合、off-target変異の無いbi-allelic 変異が高効率で得られ、新規のシロイヌナズナ変異体を作製した。新規変異体は野生型より高い葉面温度を示し、植物ホルモンアブシジン酸(ABA)に対する気孔の閉鎖能および葉の水分損失速度が高まっていた。以上のことから、CRISPR/Cas9による新規プロトンポンプ変異体は水分ストレス応答が向上していることが明らかになった。

自由記述の分野

植物分子生理学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi