DNAメチル化導入を制御する蛋白質複合体と染色体凝縮因子との構造的関連性

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26440039
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 構造生物化学
• 研究機関: 国立研究開発法人理化学研究所
• 研究代表者: 鎌田 勝彦 国立研究開発法人理化学研究所, 平野染色体ダイナミクス研究室, 専任研究員 (70360526)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 蛋白質複合体 / 染色体凝縮 / Ｘ線結晶構造解析 / エピジェネティック

研究成果の概要

染色体凝縮に関わる蛋白質の構成ドメインをもち、エピジェネティックな発現抑制に関与している特異的な蛋白質複合体存在する。これら二つの機構にまたがる蛋白質の共通ドメインの構造的関連性について調査した。バクテリアのヒンジドメインの非対称な二量体構造を明らかにすることによって、それがSMC複合体の全体構造の変化に寄与する一端を説明することができた。加えて、ヒンジドメイン様のサブユニットを含む植物特異的な複合体の最小安定領域を決定することができた。

自由記述の分野

構造生物学