研究課題
研究計画2のゴルジ体内・間の輸送を調べるためのシステム確立とデータ収集、解析を並行して行う、および研究計画3のGiantin上 の新規のゴルジ体ターゲティングドメインをつきとめ、新たなゴルジマーカーとしての可能性を探る、に関連して、輸送を調節する新規の化合物を見出したので、そのターゲットの探索や具体的に輸送のどの部分の調節を行うかの解析を行っている。この部分に関して、次の科研費に引き継ぎ研究を継続する予定である。また、論文未発表のため、詳細な内容の公表はここでは控えたい(新規化合物に関しては、その製法と用途でそれぞれ特許取得したのでここに報告する(特許第6263814号、特許第6263815号))。また、研究計画1のGiantinの発現抑制細胞のゴルジ体スタック間構造の電子線トモグラフィ用サンプル調製と条件検討、データ収集と解析 、に関して、今期はデータを収集し、ゴルジ体スタック間構造のモデリングを行った。Giantinの有無で、予想通りスタック間の構造に差があることが確認できたが、現在、引き続き解析中であり、また論文未発表であるため、ここでの結果の詳細の公表は控えたい。研究代表者の出産による研究中断などがあり、また、乳幼児を連れての学会発表が困難な場合もあったため、全体的に研究結果の公表が遅れているが、本研究期間内で、次の科研費による研究へと繋ぐ、発展させることができるような有用な研究成果を得ることができた。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 5件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 2件) 産業財産権 (2件)
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