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2016 年度 研究成果報告書

AAA+シャペロンがリング構造を利用して凝集タンパク質をほぐす仕組み

研究課題

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研究課題/領域番号 26440085
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物物理学
研究機関甲南大学

研究代表者

渡辺 洋平  甲南大学, 理工学部, 准教授 (40411839)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード分子シャペロン / 脱凝集 / ClpB / AAA+ / 協同性
研究成果の概要

凝集タンパク質を再生する分子シャペロンClpBは、リング状の6量体で働く。6量体中の隣接するサブユニットを、ジスルフィド結合でつなぐことで、変異サブユニットが交互に並んだヘテロ6量体を作製した。これを用いた解析で、ClpB6量体ではATPの結合はランダムに、加水分解は協同的に起こることを示した。
分子シャペロンDnaK はClpBとともに働くが、その親和性は低い。両者の協力の仕組みを解明するため、これらをペプチドリンカーを介して融合させた。この融合体のDnaK部分に変異を導入しその影響を解析したところ、DnaKは基質を強く結合するClosed型のときにClpBを活性化することが分かった。

自由記述の分野

タンパク質科学

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公開日: 2018-03-22  

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