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2016 年度 研究成果報告書

中心体局在がスイッチとなる新規細胞増殖制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26440111
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 細胞生物学
研究機関愛知県がんセンター(研究所)

研究代表者

猪子 誠人  愛知県がんセンター(研究所), 腫瘍医化学部, 主任研究員 (30393127)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード細胞周期制御 / 中心体複製 / 中心小体 / 一次線毛 / 紡錘体 / 線毛根 / 第二次高調波
研究成果の概要

最近報告者は、細胞間接着の鍵となる蛋白質Albatross(InokoらJCB2008)が、増殖時の中心小体複製と紡錘体形成、飢餓時の一次線毛形成の全てに寄与する示唆を得た。本研究では、この中心体Albatrossによる細胞増殖寄与の分子基盤が、①中心小体複製の主要な蛋白質との結合、②紡錘体形成の主要な分裂期キナーゼとの結合、にあることを明らかにした。以上のことからAlbatrossは中心体の微小管動態を統合する初めての蛋白質である。Albatrossは増殖と分化のbi-playerなのである。
合わせて中心体連結として細胞周期制御に寄与するRootletin線維の非染色可視化にも成功した。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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