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2016 年度 研究成果報告書

酸化シグナルによる植物細胞傷害プロセス解明:活性カルボニル種の作用とインパクト

研究課題

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研究課題/領域番号 26440149
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物分子・生理科学
研究機関山口大学

研究代表者

真野 純一  山口大学, 大学研究推進機構, 教授 (50243100)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード酸化シグナル / 活性カルボニル種 / 活性酸素 / プログラム細胞死 / アブシシン酸 / 気孔閉鎖 / グルタチオントランスフェラーゼ / 植物ホルモン
研究成果の概要

過酸化脂質由来の活性カルボニル種(RCS)が植物の酸化シグナルとして作用することを検証し,RCSの作用点を以下のように解明した。(1) 活性酸素によるタバコBY-2培養細胞のプログラム細胞死(PCD)開始には,RCSがシグナル分子となることを立証した。(2) PCDを開始させるカスパーゼ3様プロテアーゼ(C3LP)がRCSにより直接活性化されることを見いだした。(3) アブシシン酸(ABA)による気孔閉口シグナル伝達において,活性酸素の下流でRCSがシグナルを伝えることを立証した。また,(4) 強毒性RCSであるアクロレインを消去するグルタチオントランスフェラーゼを植物から初めて単離した。

自由記述の分野

植物生理学

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公開日: 2018-03-22  

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