fkf1サプレッサー変異体のスクリーニングを行い、EF1と名付けた花成抑制因子を単離した。ef1 fkf1二重変異体は日長に関わらず花成が促進したことから、EF1は光周期経路とは独立して花成を抑制することが示された。ef1変異体では一日を通してFT遺伝子の発現量が増加し、ef1 ft二重変異体は野生型に比べて花成が遅延したことから、EF1による花成の抑制には、FT遺伝子の発現抑制が重要であることが示唆された。FT遺伝子の発現は概日時計によっても制御されるが、ef1変異は概日リズムの周期に影響しなかった。
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