• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

単一嗅覚器による匂い方向検出の神経基盤の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26440175
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 動物生理・行動
研究機関北海道大学

研究代表者

西野 浩史  北海道大学, 電子科学研究所, 助教 (80332477)

連携研究者 松下 敦子  総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 助教 (50450416)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード昆虫 / ナビゲーション / プルーム / 触角 / 投射ニューロン / キノコ体 / 感覚子 / 性フェロモン
研究成果の概要

空気中の匂いの分布や移動方向は時々刻々と変化する。このように瞬時に変化する感覚情報を動物がどう読み取り、匂い源に定位するのかは神経科学の重要課題のひとつである。夜行性昆虫の代表格であるゴキブリは採餌や交尾相手の発見を全面的に嗅覚に依存し、視覚的手がかりのない状況でも正確に匂い源に定位できる。申請者は触角全域に分布する性フェロモン応答性の感覚細胞が触角内の三次元的位置に応じて大糸球体内の特定の領域に投射する傾向をもつことを発見した。また、大糸球体から出力する投射ニューロンの1つが触角を横切るフェロモンの方向変化によって顕著に異なる応答パターンを示すことを明らかにした。

自由記述の分野

神経行動学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi