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2017 年度 研究成果報告書

円網性クモにおける色彩変異の進化をもたらす生態的要因の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26440251
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生態・環境
研究機関京都女子大学

研究代表者

中田 兼介  京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (80331031)

研究分担者 繁宮 悠介  長崎総合科学大学, 総合情報学部, 准教授 (00399213)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード体色 / 種内変異 / 造網 / 種間比較 / 円網 / クモ / 配偶頻度 / シミュレーション
研究成果の概要

動物の体色に見られる個体間変異を説明する仮説の一つに、異なる淘汰圧間のトレードオフがある。このトレードオフが生物の世代時間より長い周期を持つことで体色変異が進化し維持される、という仮説を検証した。近縁種間で体色変異の程度に違いがあるゴミグモ属4種の生態を比較したところ、世代時間の長さと変異の程度には負の関係が見られた。一方、体色と採餌効率、生理的コストの関係から、トレードオフパターンは季節変異により周期一年で変化すると考えられるので、このことと生涯交尾回数に関する観察結果を含み体色が遺伝することを仮定した個体群動態シミュレーションを行ったところ、仮説を支持する結果が得られた。

自由記述の分野

動物生態学

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公開日: 2019-03-29  

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