イネの種子サイズを制御する遺伝子群の理解を深めるため、新奇短粒変異体srs2とsrs6の短粒の原因となる遺伝子の探索を行った。srs2は、BRASSINOSTEROID- SIGNALING KINASE 2 :ブラシノステロイドシグナル伝達キナーゼ2(BSK2) のオーソログ遺伝子 (OS10g0571300) 内にナンセンス変異を引き起こすSNPを検出した。srs6はF-boxタンパク質をコードするERECT PANICLE 3 (EP3)遺伝子内に終始コドンが生じる一塩基置換を見出した。 現在、形質転換による相補性検定とCRISPR-cas9システムを用いて原因遺伝子の特定を試みている。
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