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2016 年度 研究成果報告書

鱗翅目幼虫における二次刺毛の被食防衛機能の解明:「ケムシ」に生物的防除は有効か?

研究課題

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研究課題/領域番号 26450065
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物保護科学
研究機関神戸大学

研究代表者

杉浦 真治  神戸大学, 農学研究科, 准教授 (70399377)

連携研究者 前籐 薫  神戸大学, 大学院農学研究科, 教授 (80346238)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード鱗翅目幼虫 / 捕食性昆虫 / 捕食寄生性昆虫 / 害虫 / 天敵
研究成果の概要

本研究課題は、二次刺毛をもつ鱗翅目幼虫(ケムシ)について主に以下の2点を明らかにした。(1)大型ケムシでは、発達した刺毛が捕食性昆虫に対して重要な物理的障壁となっていることを示した。(2)生まれたてのケムシは寄生蜂に産卵・寄生されやすいが、1回目の脱皮後に現れる長い刺毛が寄生蜂の産卵を妨げることを示した。これまでケムシの刺毛がどのように捕食を妨げているのかについて詳細に検討されてこなかった。本研究では、刺毛を短く切断することで、刺毛が捕食者の大顎や寄生者の産卵管より長いことが重要であることを初めて明らかにした。

自由記述の分野

昆虫生態学

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公開日: 2018-03-22  

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