• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

酸素酸化によるルビスコの失活を防ぐメカニズムの解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26450081
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関広島大学

研究代表者

島田 裕士  広島大学, 理学研究科, 准教授 (80301175)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード光合成 / ルビスコ / 炭酸固定 / BSD2 / CYO2
研究成果の概要

シロイヌナズナBSD2はジスルフィド結合を還元開裂するProtein disulfide reductase活性を有しており,葉緑体内ストロマに局在していた。BSD2は,光合成において二酸化炭素を固定化する酵素ルビスコタンパク質と相互作用し,酸化失活したルビスコを還元活性化することが示された。BSD2を高発現させたシロイヌナズナでは,光合成における二酸化炭素固定化速度が上昇し,35日齢のBSD2高発現シロイヌナズナの地上部乾燥重量がコントロールに対して約40%上昇した。これらの結果より,BSD2高発現によって植物バイオマス上昇が可能であることを示した。

自由記述の分野

光合成

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi