研究課題
基盤研究(C)
大腸菌核様体タンパク質HU, IHF, H-NS, Fisのゲノム上の結合領域を詳細に解析した結果、HU, H-NSに関しては特定の結合配列を見いだせなかった一方、IHFとFisは、3000カ所以上の領域で、配列特異的にゲノムDNAと相互作用していることが明らかになった。同時に、遺伝学的、生化学的な解析によって、個々の核様体タンパク質は独立してゲノムDNAと結合するが、それぞれの結合が他の核様体タンパク質の機能に影響することが示唆された。
ゲノム微生物学