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2016 年度 研究成果報告書

ウイルス侵入の鍵となる硫酸化の仕組みの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26450130
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用生物化学
研究機関宮崎大学

研究代表者

水光 正仁  宮崎大学, 理事・副学長 (00128357)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード硫酸転移酵素 / 翻訳後修飾 / チロシン硫酸化 / ゼブラフィッシュ / 遺伝子ノックダウン / モルフォリノアンチセンスオリゴ / X線結晶構造解析 / 構造と活性
研究成果の概要

タンパク質の翻訳後修飾としてのチロシン硫酸化は、ゴルジ体の2種類の膜結合酵素Tyrosylprotein Sulfotransferase (TPST)によって触媒される。本研究では、結晶構造解析の未決定のヒトhTPST1の精密な立体構造を基質ペプチドとの複合体として決定した。いずれの基質ペプチドもL字型に折れ曲がり、hTPST1の深い溝に結合していた。また、3種類のゼブラフィッシュzTPST遺伝子の発現をダブルまたはトリプルノックダウンした結果、胚発生が停止して生育途中で致死に至る胚が多数観察された。これらのことから、TPSTは正常な発生において重要な役割を果たしていることが示唆された。

自由記述の分野

農芸化学・応用生物化学

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公開日: 2018-03-22  

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