研究課題
基盤研究(C)
本研究では、澱粉(アミロース、アミロペクチン)及びグリコーゲンの溶液構造を光散乱、小角X線散乱法を駆使することによって、これまでにない広い角度領域つまり広いスケールで鎖の局所構造から全体構造を明らかにすることを目的とした。さらに溶液からゲル化する過程での構造形成を、時分割X線散乱法などを用いて観察することで、澱粉の高次構造形成のメカニズムを明らかにして澱粉の分子構造とその物性の相関を研究した。
多糖類工学