研究課題
基盤研究(C)
日本全国の約800地点における森林土壌断面調査試料の土壌pH、塩基交換容量、交換性塩基含量、交換性アルミニウム含量を測定し、地球統計学的手法により地理的空間情報を整備し、基盤図として各測定値について森林域における値域の分布推定図を作成した。これらの基盤図に基づきAl毒性発現可能性等の土壌機能評価図を作成した。また、これらの土壌化学性におよぼす土壌型、火山灰付加程度の影響を明らかにした。造林樹種の生長の差異から火山灰付加程度評価の重要性を明らかにし、火山灰土壌の広域分布推定精度の向上を試みた。
森林土壌