研究課題/領域番号 |
26450213
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
八木橋 勉 国立研究開発法人森林総合研究所, 東北支所, グループ長 (00353889)
|
連携研究者 |
齋藤 智之 国立研究開発法人森林総合研究所, 東北支所, 主任研究員 (00414483)
高田 克彦 秋田県立大学, 木材高度加工研究所, 教授 (50264099)
長谷川 陽一 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 林業領域, 研究助手 (30634034)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 伏条 / ヒノキアスナロ / マイクロサテライトマーカー / マルチプレックス EST-SSR / クローン繁殖 / 耐陰性 |
研究成果の概要 |
ヒバは、光が不十分な環境下では複数の枝で伏条し、それぞれが発根部より後方の非同化部から独立することで、ラメット単位で数の増加をはかり、水平的に空間を占有するという戦略をとっていると考えることができる。そこで、約80年前からブナ林冠下にヒバの稚樹が存在し続けている場所に試験地を設定し、個体識別のためのDNA分析を行い、各個体のラメット数や空間的な広がりなどを調べた。また一部で年輪解析を行った。この結果、ヒバが伏条によって低木状に幹数を増加し、水平的に空間を占有していること、ブナ林冠下で90年もの間生存している幹があることが明らかになった。
|
自由記述の分野 |
森林生態学
|