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2016 年度 研究成果報告書

ナラ枯れとシカ食害の二重被害後の森林の再生過程の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26450215
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 森林科学
研究機関国立研究開発法人森林総合研究所

研究代表者

伊東 宏樹  国立研究開発法人森林総合研究所, 北海道支所, チーム長 (50353587)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードナラ類集団枯損 / ニホンジカ / ギャップ更新 / シカの不嗜好性植物 / 広葉樹二次林
研究成果の概要

ナラ枯れ被害の跡地では、先駆樹種(森林の回復過程でまずはじめに定着する樹種)の定着確率が増加した。シカの影響については、剥皮は限定的であるが、採食は、調査した森林の下層植生および森林の再生に大きく影響していると考えられた。先駆樹種であり、シカの不嗜好性樹種であるナンキンハゼおよびクロバイはナラ枯れ跡地においてよく成長しており、ナラ枯れとシカ採食が複合したことはこうした樹種に有利に働いている。シカ採食の影響下にあるナラ枯れ跡地においても、森林の再生は進行しているとみられるが、その過程は通常とは異なったものになっていると考えられる。

自由記述の分野

森林生態学

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公開日: 2018-03-22  

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