研究課題/領域番号 |
26450280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
東藤 孝 北海道大学, 水産科学研究院, 准教授 (60303111)
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連携研究者 |
原 彰彦 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 名誉教授 (40091483)
平松 尚志 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 准教授 (10443920)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 卵形成 / 卵母細胞 / 卵成長 / 中性脂質 / 油球 / 卵濾胞 / リポタンパク |
研究成果の概要 |
魚類の卵母細胞における油球形成機構については、これまでの我々の研究により、油球となる脂質の供給源が血液中の超低密度リポタンパク(Vldl)であることが明らかとなり、さらにVldlは卵母細胞外で代謝され、それによって生じた遊離脂肪酸のみが卵母細胞に取り込まれることが示唆されている。本研究では、サケ科魚類やメダカ、ヨウジウオ、ゼブラフィッシュを用いて、卵母細胞における油球形成機構について、主にVldlの代謝酵素であるリポプロテインリパーゼ(Lpl)の役割に着目し、種々の解析を行った。その結果、卵濾胞細胞で発現するLplの存在が、卵母細胞内での油球形成に必須であることが示唆された。
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自由記述の分野 |
魚類繁殖生理学
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