本研究は、超高齢農村に暮らす高齢者を対象に、地域活動への関与のあり方の解明を目的に、複数の社会実験を企画し、地域づくり活動への参画促進を図った。本研究では、3つの領域(高齢者の行動特性、取組メニュー開発、行政との連携)からのアプローチを用意した。 成果は次の通り。高齢者の行動特性をみると、多くの農村高齢者は、近隣ネットワークを維持し、その仲間からの誘いによって地域活動に参画していることが明らかになった。また、健康管理カードづくりや健康体操の開発及びその習慣づけ、朝市や地鶏肥育活動等の取組メニューを開発した。
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