研究課題/領域番号 |
26450420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
高木 哲 北海道大学, 獣医学研究科, 准教授 (50396305)
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連携研究者 |
今内 覚 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 准教授 (40396304)
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研究協力者 |
田川 道人 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 客員研究員
吉田 大実 北海道大学, 獣医学部, 学部学生
吉本 翔 北海道大学, 獣医学部, 学部学生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 腫瘍 / 免疫 / 犬 / 組織球性肉腫 / 炎症 / 腫瘍微小環境 |
研究成果の概要 |
犬組織球肉腫は局所では強い炎症を伴うことが知られているものの、これまでの研究で抗腫瘍免疫の抑制を引き起こす蛋白のリガンドを強く発現することが明らかとなった。そこで末梢血中リンパ球を解析したところ、免疫抑制に作用する主要な蛋白であるCTLA-4およびPD-1の発現上昇が明らかとなった。 一方、局所における炎症を惹起する原因として腫瘍組織中に存在する腫瘍関連線維芽細胞およびマクロファージの解析を行ったが、炎症を誘発する原因の特定には至らず、別の機序が存在することが予想された。 以上より、本腫瘍における免疫チェックポイント作動薬はその臨床的効果が期待されることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
獣医臨床腫瘍学
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