研究成果の概要 |
様々な品種のイヌ55頭のALK3ならびにALK7遺伝子配列を調べたが、ヒトで指摘されている肥満関連SNPはイヌでは認められなかった。脂肪細胞に対してTGF-β1, アクチビンA, アクチビンB, BMP4あるいはBMP7処理を行ったところ、脂肪細胞特異的トリグリセリドリパーゼの発現レベルは上昇した。TGF-βファミリーは脂肪細胞の遊離アミノ酸含量に影響を及ぼすこと、インスリンによるアルギニン、グルタミン酸、フェニルアラニン含量の減少はTGF-β1、アクチビンA、アクチビンBによって増強することが明らかになった。
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