研究課題
基盤研究(C)
果樹害虫フジコナカイガラムシのメス成虫は、通常交尾を行う羽化後1~3日齢時に最も多くの次世代を産出する能力を有することが示された。一方で、交信撹乱下で未交尾のまま取り残された場合、最も多くの性フェロモンを放出する28日齢の産卵数はピーク時の約半分であった。未交尾の雌成虫は数か月程度生存し、その約6割が産卵できるが、1雌あたりの産卵数はピーク時の数%であった。
農業害虫に対する防除技術の開発