研究協力者 |
藤井 萌 横浜市立大学, 大学院生命医科学研究科, 技術補助員
伏見 威俊 横浜市立大学, 大学院生命医科学研究科, 大学院生
小池 賢一郎 横浜市立大学, 大学院生命医科学研究科, 大学院生
鈴木 里佳 横浜市立大学, 大学院生命医科学研究科, 大学院生
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研究成果の概要 |
脂質に由来する生理活性物質であるエイコサノイドの代謝に関与する3個の膜タンパク質(FLAP, LTC4S, mPGES1)について、酵母を用いたリコンビナントタンパク質の発現・精製・疑似膜環境への再構成手法を確立した。得られたリコンビナントタンパク質について、NMR等の物理化学的手法を用いた性状解析・相互作用解析を行い、FLAPについては、阻害剤結合に伴い構造変化が誘起されることを見出した。本研究においては、膜タンパク質を脂質二重膜中に封入した状態でNMR解析を行う手法など、他の膜タンパク質研究に対しても応用可能な技術も開発した。
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