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2016 年度 研究成果報告書

TLR4刺激抗体による自己免疫疾患抑制機序の解明と新規予防・治療法の分子基盤

研究課題

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研究課題/領域番号 26460058
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関東北大学

研究代表者

塚本 宏樹  東北大学, 薬学研究科, 助教 (70423605)

連携研究者 富岡 佳久  東北大学, 大学院薬学研究科, 教授 (00282062)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードToll様受容体 / 自己免疫疾患 / 1型糖尿病 / 免疫寛容 / 機能性抗体 / 抗体医薬 / 自然免疫 / 骨髄由来免疫抑制細胞
研究成果の概要

本研究では、TLR4刺激抗体による1型糖尿病抑制機序の解明を通じて、新しい自己免疫疾患の発症予防・治療の基盤構築を目的にした。TLR4刺激抗体は、NODマウスの1型糖尿病の発症を予防するだけでなく、発症した1型糖尿病の自己免疫病態を寛解させることを明らかにした。TLR4刺激抗体の1型糖尿病抑制効果は、自己反応性T細胞の直接的抑制ではなく、樹状細胞への免疫寛容誘導や制御性T細胞、骨髄由来免疫抑制細胞の誘導を介した間接的作用機序であると考えられた。このような自然免疫を標的とした1型糖尿病の治療効果の発見は、既存の治療戦略とは異なる自己免疫疾患の新規治療法・治療薬開発につながる可能性がある。

自由記述の分野

免疫学

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公開日: 2018-03-22  

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