• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

生体膜の非対称性の維持機構とその破綻による胆汁うっ滞発症の仕組み

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26460065
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関京都大学

研究代表者

申 惠媛  京都大学, 薬学研究科, 准教授 (10345598)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード生体膜 / リン脂質 / 非対称性 / 細胞
研究成果の概要

P4-ATPase(flippase)であるATP8B1は、胆汁うっ滞症(PFIC)の原因遺伝子産物であることが示されていた。ATP8B1はホスファチジルセリンのflippaseと考えられてきたが、ホスファチジルコリンを特異的な基質とすることを新たに見出した。遺伝病由来の様々な点変異体を調べた結果、その多くは発現しないがいくつかの変異体は野生型と同様に発現し、細胞膜に正常に輸送された。これらの変異体は、ホスファチジルコリンに対するflip活性がなくなっていることを発見した。本研究によりPFIC発症の原因の一つがホスファチジルコリンに対するflippase活性の欠損であることが初めて示された。

自由記述の分野

分子細胞生物学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi