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2016 年度 研究成果報告書

巨大分泌タンパク質リーリンの新規情報伝達機構と、その病態との関連

研究課題

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研究課題/領域番号 26460073
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

服部 光治  名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 教授 (60272481)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード脳 / リーリン / 遺伝子改変マウス / プロテアーゼ / 精神神経疾患
研究成果の概要

リーリンは脳の形成と機能に必須の巨大分泌蛋白質であり、その機能低下が精神神経疾患の発症や増悪化に寄与する。我々はリーリンのC末端領域(CTR)が効率的なDab1リン酸化に必須であることを見出した、リーリンCTRだけを欠損するノックインマウスを作製した。このマウス脳で生後大脳の樹状突起構造に異常が生じるとともに統合失調症様の症状を示した。さらに我々はリーリンがプロテアーゼADAMTS-3によって不活化されることを見出した。ADAMTS-3欠損マウス脳ではリーリン分解が著減し、下流シグナルは亢進していた。すなわちADAMTS-3の阻害はリーリンの量と機能を上昇させることが証明された。

自由記述の分野

分子神経生物学

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公開日: 2018-03-22  

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