研究課題
基盤研究(C)
本研究では、脂肪細胞分化を促進する新規遺伝子として単離したfactor for adipocyte differentiation (fad)104と骨分化を制御する細胞内シグナル伝達因子Smad1の相互作用様式の一部を明らかにした。さらに、fad104が骨分化だけでなく、がん細胞の浸潤、転移、足場非依存的増殖能を抑制する機能を有すること、さらにその過程でFAD104が骨分化制御にも寄与することが知られているSTAT3のリン酸化レベルを調節していることも新たに明らかにした。
分子生物学、生化学