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2016 年度 研究成果報告書

キノン二量化と非酵素的酸化還元不均化を鍵反応とするエラジタンニン新規生合成機構

研究課題

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研究課題/領域番号 26460125
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 天然資源系薬学
研究機関長崎大学

研究代表者

田中 隆  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 教授 (90171769)

連携研究者 松尾 洋介  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 助教 (10432981)
齋藤 義紀  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 准教授 (30441588)
研究協力者 兒島 大雪  
若松 初実  
江良 真名美  
辻田 高明  
四位 拓也  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードエラジタンニン / 生合成 / 酸化還元不均化 / キノン / 紅茶 / ポリフェノール / タンニン
研究成果の概要

エラジタンニン(ET)の基本構成ユニットであるヘキサヒドロキシジフェノイル(HHDP)基は、二つのガロイル基の単純な酸化的カップリングで生合成されると考えられていた。しかし我々はクマシデ葉では成長に伴ってまずデヒドロヘキサヒドロキシジフェノイル(DHHDP)基が生成し、それが還元されてHHDP基になることを発見した。同様の現象がナンキンハゼやザクロなどでも観察された。クマシデやアカシデのDHHDP基を持つETを精製して水に溶かしておくだけで還元が起こりHHDP基を持つETになることから、この反応は非酵素的な酸化還元不均化反応と推測され、従来とは異なるET合成機構の存在が明らかになった。

自由記述の分野

天然物化学

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公開日: 2018-03-22  

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