研究成果の概要 |
糖化終末化合物(AGEs)生成阻害活性成分の探索研究を行い、既知プレニルフラボノイド30種、新規プレニルフラボノイド20種を単離構造決定した。その中でも既知のEpimedokoreanin B, 及びES-1, ES-2, ES-4 と仮称する新規プレニルフラボノイドに強い生成阻害活性が認められた。生成阻害活性の強い化合物の構造活性相関を検討した結果、プレニルフラボノイドにおいては、配糖体よりもアグリコンでAGEs生成阻害活性が強く、またフラボノイド骨格のB 環部分にカテコール基を有し、8, 5’ 位にプレニル基を有することがAGEs精製阻害活性作用の発現に必須であると示唆された。
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