アルツハイマー病克服を目指したアミロイド凝集およびBACE1の阻害剤開発

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26460163
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 創薬化学
• 研究機関: 甲南大学 (2016-2017); 神戸薬科大学 (2014-2015)
• 研究代表者: 浜田 芳男 甲南大学, フロンティアサイエンス研究科, 特別研究員 (70424968)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: アルツハイマー病 / BACE1 / β-セクレターゼ / アミロイドβ / 凝集阻害剤

研究成果の概要

日本は急速に高齢化社会に移行しており、アルツハイマー病（AD）患者の増加は国家の基盤を揺るがす社会問題となっている。アルツハイマー病を克服するため、アミロイドβの凝集およびBACE1の阻害剤を設計した。チアジアゾール骨格を有するBACE1阻害剤は膜透過性が向上しており、医薬候補化合物として有望である。凝集阻害剤は特定のAβコンホマーを認識するため、アルツハイマー病の病理解析のツールとして有用である。

自由記述の分野

創薬化学