研究課題/領域番号 |
26460174
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
原 眞純 帝京大学, 医学部, 教授 (70420213)
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研究協力者 |
常山 幸一 徳島大学, 医学部, 教授
塚本 和久 帝京大学, 医学部, 教授
蔵野 信 東京大学, 医学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | Niacin / NASH / PNPLA3 / apoA-IV |
研究成果の概要 |
MSG投与による肥満・脂肪肝・脂肪肝炎モデルマウス(MSGマウス)に対してニコチン酸を投与したところ、脂肪肝の発症を完全に抑制し、完成した脂肪肝をほぼ正常な組織所見にまで改善させた。脂肪肝抑制のメカニズムとして、ニコチン酸の作用機序からは肝臓への脂肪酸動員と食後高脂血症の抑制が予測された。絶食・再摂食試験を行ったところ、ニコチン酸投与群では食後の遊離脂肪酸とTGが低下しており、少なくとも機序の一部であることが明らかになった。 マイクロアレイ解析では、様々なパスウェイの関与が考えられたが、特にアポリポ蛋白A-IVと、PNPLA3がニコチン酸によって大きく変化していることが示された。
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自由記述の分野 |
Metabolism
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