研究課題/領域番号 |
26460188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
三浦 昌朋 秋田大学, 医学部, 教授 (30265194)
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連携研究者 |
高橋 直人 秋田大学, 医学部血液腎臓膠原病内科, 教授 (80344753)
柴田 浩行 秋田大学, 医学部臨床腫瘍学, 教授 (60393732)
土谷 順彦 秋田大学, 医学部泌尿器科学, 准教授 (70282176)
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研究協力者 |
加賀谷 英彰 秋田大学, 医学部附属病院薬剤部
鐙屋 舞子 秋田大学, 医学部附属病院薬剤部
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 分子標的抗がん剤 / 血中濃度 / 精密医療 |
研究成果の概要 |
アキシチニブ血中濃度はUHPLCで測定可能であり、アキシチニブ血中トラフ濃度を5 ng/mL以上にすることで、PFSが延長した。この血中濃度はSLCO1B1*15を持つ患者で有意に高かった(P = 0.038)。レゴラフェニブは活性代謝物であるM2とM5を同時に定量できる測定系を確立し、M5の血中濃度が高い患者で肝機能障害等の副作用が観察された。レナリドミド血中濃度測定法をLC-MS/MSを用いて開発した。多発性骨髄腫患者のトラフ濃度21ng/mL以上になることで、非血液毒性の副作用の発症頻度が有意に上昇した。こうした血中濃度を用いた治療戦略は有用であり、治療開始後の精密化を図ることができる。
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自由記述の分野 |
薬物動態学
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