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2016 年度 研究成果報告書

プラチナ系抗癌剤の副作用発現予測と発現機序解明に向けたバイオメタル情報の活用

研究課題

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研究課題/領域番号 26460245
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医療系薬学
研究機関大阪薬科大学 (2016)
姫路獨協大学 (2014-2015)

研究代表者

中村 任  大阪薬科大学, 薬学部, 教授(移行) (80379411)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードプラチナ / 癌
研究成果の概要

食道癌患者と肺癌患者を対象にシスプラチン投与後のプラチナならびに鉄、銅、亜鉛、マンガン、鉛などの生体内金属(バイオメタル)の血漿中濃度を解析した。輸血や鉄剤投与ならびに食事の有無あるいは採血時間などバイオメタルへの影響因子を除いて解析したところ、血漿中鉄濃度は薬物投与開始後一週間程度をピークに一過性の上昇を認めた。血漿中鉄濃度の上昇には一部ヘモグロビン由来の鉄が関与すると考えられた。亜鉛の濃度も化学療法開始数日後に上昇を示しており、シスプラチン投与時にはバイオメタルが血液レベルで一定の変動することが明らかとなった。プラチナ系抗癌剤の生体への影響を理解する上でバイオメタル解析は有用と考えられた。

自由記述の分野

医療薬学

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公開日: 2018-03-22  

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