• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

シナプトタグミンが過渡的スネア複合体形成と膜融合に及ぼす影響のFRETによる解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26460297
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生理学一般
研究機関岡山大学

研究代表者

西木 禎一  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (70423340)

研究協力者 藤野 加奈子  
岩藤 亮太  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード神経科学 / 刺激分泌連関 / シナプス小胞 / カルシウムイオン / 開口放出
研究成果の概要

膜融合装置過渡的スネア複合体に及ぼすシナプトタグミンの結合の影響を調べた。リポソーム間の過渡的スネア複合体に結合させたシナプトタグミンはCa2+により解離した。FRETを利用したリポソーム融合アッセイにおいて、スネアによる膜融合はシナプトタグミン存在下で抑制されCa2+により回復した。過渡的スネア複合体中のスネア同士の結合状態のFRET解析により、シナプトタグミン結合時でもスネアモチーフは第6層まで会合していることが示唆された。この結果は、シナプス小胞のドッキング後形成される過渡的スネア複合体は、スネアモチーフ同士が結合した状態でCa2+流入まで保持されているとする完全ジッパー仮説を支持する。

自由記述の分野

生理学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi