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2016 年度 研究成果報告書

新しい血管・リンパ管制御システムに基づく、癌の革新的な医薬基盤の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 26460337
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 薬理学一般
研究機関信州大学

研究代表者

新藤 優佳  信州大学, 医学系研究科, 研究員 (50507506)

連携研究者 谷口 俊一郎  信州大学, 医学部, 特任教授 (60117166)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード血管新生
研究成果の概要

本研究では、誘導型血管内皮特異的RAMP2ノックアウトマウス (DI-E-RAMP2-/-)を樹立し、癌の進展におけるRAMP2の意義を検討した。
DI-E-RAMP2-/-では、皮下移植したメラノーマの血管新生が抑制される一方で、一旦足底部に細胞を移植した後の、自然肺転移が亢進していた。DI-E-RAMP2-/-の肺では、内皮細胞の細胞骨格異常と血管透過性亢進が生じ、炎症細胞の集簇を認めると共に、S100A8/A9, SAA3などの癌細胞遊走因子の高発現を認め、癌細胞が生着しやすい「転移前土壌」が形成されることが明らかとなった。

自由記述の分野

循環病態学

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公開日: 2018-03-22  

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