超小型ミニブタを用いて非侵襲的に高血圧および動脈硬化を呈するモデルの作製に成功した。通常飼育群に比べて、本モデルにおける血中エキソソームのタンパク濃度は上昇した。残念ながら、超小型ミニブタの購入・飼育コストが維持できず、マウスモデルでの解析を行った。 内皮一酸化窒素合成酵素を欠失したマウスとアポリポタンパク質Eをともに欠失したマウス(DKOマウス)を作製した。このDKOマウスでは、通常食の投与にても高血圧症および脂質異常症を来すことがわかり、メタボリック症候群・動脈硬化モデルとして有用であることが分かり、マウスの血液中のエキソソームの抽出・精製法を確立した。
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